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【Q&A】030 病院におけるカスハラの予防策
Q 病院において、カスハラが生じた場合に適切かつ迅速な対応を行うことができるように、普段から行っておくべき具体的な対策を教えてください。 A カスタマーハラスメント(カスハラ)から病院とスタッフを守るためには、事後対応だけでなく、「事前の仕組みづくり」(予防措置)が不可欠です。法的な観点から、普段から備えておくべき…
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【Q&A】029 患者からの不当な写真撮影への対応
Q 患者が病院スタッフの対応に腹を立てて、スタッフの写った写真や動画を無断で何度も撮影しています。撮影を辞めるように伝えても辞めてくれません。どのように対応したらよいですか。また撮影された画像や動画を消去できますか。 A 院内での無断撮影は、スタッフの肖像権を侵害するだけでなく、病院の施設管理権を乱す…
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【Q&A】028 患者からのクレーム電話への対処
Q 病院で診療を受けた患者が、帰宅後に病院に電話をかけてきて、長時間クレームを言い続けて、電話を切ってくれません。病院としてはどのように対応したらよいですか。繰り返し電話をかけてくる場合はどうしたらよいですか。 A 電話による長時間のクレーム(電話カスハラ)は、病院の診療業務を著しく停滞させ、スタッフの精神的疲弊を…
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【Q&A】027 患者から長時間の抗議を受けたときは・・・
Q 患者が病院スタッフの対応に腹を立てて受付で「責任者を呼べ」「土下座して謝罪しろ」などと大きな声を上げて長時間抗議を続けています。病院側はどのように対応したらよいですか。また警察に連絡しても良いですか。 A 患者であっても、病院受付で大声を出し、「土下座」や「責任者の呼び出し」を執拗に繰り返す行為は…
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【Q&A】026 患者からの不当な要求への対応
Q 診療所で、患者が医師に対して、医学的に不要な検査を強要し、また不必要の多くの薬剤を出す内容の処方箋の作成を強要した場合、診療所としてはどのように対応したらよいですか。 A 診療現場において、医学的に不要な検査や過剰な投薬を強要されることは、医師としての倫理観だけでなく、法的・行政的なリスクにも直結…
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【Q&A】025 相続財産だけじゃない!相続債務って?
Q 診療所の院長(個人開業医)が亡くなり、相続が発生しました。ところが、相続財産だけでなく、相続債務もあることが判明しました。この場合、相続人はどうしたらよいのですか。 A 診療所の財産や個人の財産は相続財産として相続の対象になります。また診療所の借金も個人の借金もすべて相続債務として相続の対象となります。 &nb…
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【Q&A】024 院長先生、遺言を作ろう
Q 診療所の院長を務めていますが、高齢になりました。どのような内容の遺言を作成したらよいですか。 A 将来を見据えたご準備は非常に大切です。個人開業医の場合、診療所の資産(医療機器や不動産)と個人の財産が一体であるため、整理には細心の注意が必要です。 1.遺言に盛り込むべき具体的な内容 …
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【Q&A】023 高齢院長の明日への備え
Q 私は診療所の院長ですが、だいぶ歳を取ってきました。将来、私が病気などで急に倒れたり、認知症を発症した場合の診療所の閉鎖に関する事務を適切に行うために必要な準備をしたいと思っています。どのように進めたらよいですか。 A 院長先生がご健勝なうちに、将来の「もしも」に備えようとされる姿勢は、ご家族、従業員、そして地域…
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【Q&A】022 院長が寝たきりになった!
Q 診療所の院長(個人開業医)が交通事故にあい、寝たきり状態になってしまいました。意識もはっきりせず、回復の見込みはたちません。家族としては診療所を閉鎖したいと思っていますが、どのような手続きで進めたらよいですか。 A 院長先生が意識不明や認知能力の低下により、ご自身で判断や契約ができなくなった場合、法的には「成年後見人(せいね…
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【Q&A】021 院長が引退!?さあどうする?
Q 高齢の院長が1人で個人開業医として診療所を開業しています。後継者は不在です。院長は将来に不安を覚えてこの度、引退することになりました。診療所の閉鎖に関してどのような手続きを行う必要がありますか。 A 診療所の閉鎖に関する混乱を最小限に抑えるための迅速な整理と行動が必要です。 【直面する主な課題と解決策】 &nb…